最後のブログ(仮)

90年代以降作り散らしたblog的なものの最後

本を読んだ

富豪の元政治家I.E.の本や日本経済史などを読んでいる。
I.E.の本は強烈だった。がつんときた。
この、保守本流の大金持ちで俗物の極みのような男、本宮ひろしの劇画を地で行くような男は、何から何までおれと正反対。俗世間で大成功を収めるのがこういう男だとすれば、おれには僅かの望みすらないということか。

われわれの銀河系には恒星が約二千億個あり、この宇宙にはわれわれの銀河系のような銀河が数千億個ある。1つの恒星に10個程度の惑星があるとして、
200,000,000,000 * 100,000,000,000 * 10 = 2 * 10^23
ほとんどアボガドロ数か。
つまり、ここに22.4リットルの水素が入った風船があったとして、それを宇宙全体とすると、地球は水素分子なみの存在感ということか…。

こういう物理学的な世界観に基づく世界のしくみの理解ならまだ身近に感じる。
だが、人間が作ったしくみそのものや、その中でのヒトの振る舞いとなると未知すぎ。