最後のブログ(仮)

90年代以降作り散らしたblog的なものの最後

考えごと

勝ち負けとか物語とか

むかしから勝ち負けとか点数とかにあまり関心が持てないまま生きてきた。結果に至るプロセスをショートカットして点数にこだわれる人がちょっとうらやましかった。自分にとって勝敗や点数というのは、色んなプロセスを経た上で結果的に出てきたものでしかな…

おもいつき

人間はフレーム問題は未解決のまま生きている。思い込みや勘違いや誤解があるまま生きているが、先人の知恵やより有能な人の知識が伝わったり個体が相互にコミュニケーションしていさえすれば、生命に影響のない一定の誤差の幅の中でなら死ぬまで生きていく…

考えてみると

1996年4月、30歳で大学院に入り直した結果、当時の22歳や23歳で大学を卒業したばかりの連中と同じ研究室で過ごしたので、7〜8歳下つまり1972年前後の友人はけっこう多いから付き合い方も慣れているというか、感覚的に分かる。そして1997年には長男が誕生した…

心身不調とか

うっかり書いたが、まずは身体の不調がベースにあって、それが心を弱らせているという構造なのは、ここ10年ぐらいで学んだつもりなのであまり心配していないし、実際とっくに回復している。実に当たり前すぎてばかばかしいが、やっぱり食事と睡眠と運動はバ…

そして神話は終わりはじめた

先日の渡鬼の完結は世間的にはそれなりにインパクトのある出来事だったようだが、自分としては一度も見たことがないのでよくわからない。ただ、それまでのマスコミやネットでの取り上げられ方から考えて、これはおおごとなんだな、と頭で理解することはでき…

神話の終わり

311以降、終わりなき日常が終わったと言われる今なお続く、高度経済成長期から昭和の終わりにかけて生まれ、神話化されひたすら反復される物語たち。 ドラえもん、サザエさん、ゴルゴ13、ガンダム、仮面ライダー、戦隊物、美味しんぼ、こち亀…、枚挙に暇がな…

昨夜の続き

コンピュータのクラウドでは現時点で解決できそうにない課題、たとえば「ちゃんとした翻訳」を、サーバユーザクラウドを使って解決するとか。クライアントユーザが読みたいある外国語の本を、ユーザクラウドで翻訳する。 クライアントユーザが集まればそれに…

次はどんなインターネットサービスが来るのか

どんなインターネットサービスが次に来るのか、荒く思考実験をしてみる。 とりあえず現状認識としてはtwitterやFacebookなどのSNSが主戦場であることに異論はなかろう。それより1つ前はblogを含むCMSであることも良さそうだ。その前は検索エンジンやポータル…

肉体の再生

ここ10年ほどの自分のテーマは「肉体の再生」とか「身体性」と言えるものだ。それには2つの意味が含まれている。1つは自分の知的関心の対象としてのもの。つまり、バーチャルワールド内のみで発達してきたコンピューティングパワーに物理的実体を持たせると…

不自由からの逃走

自分が自由になることを遠ざけているもの達は、同時に自分を守ってくれている。危険で不安定な外の世界との直接接触を恐れて身に纏ったよろいは、自分を拘束し、自由に活動することを妨げている。そして長年よろいを着ているといつの間にかそれが体の一部と…

ITの世代

1950年代生 Gates, Jobs, 孫 (パソコン世代) 1960年代生 Jerry Yang, Jeff Bezos(ソフトウェア〜原インターネット世代?) 1970年代生 Brin, Page, 堀江 (インターネット世代) 1980年代生 Zuckerberg, ? (クラウド世代) 映画「ソーシャル・ネットワー…