最後のブログ(仮)

90年代以降作り散らしたblog的なものの最後

初カテゴリ

最近知って良く聞く音楽。

  1. 湘南探偵団 Anomie
  2. 上原彩子 チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番&ムソルグスキー:展覧会の絵

Anomie 1つ目は22,3歳の3人がやってるバンド。名前はフザけてるが音楽は超真面目。ある朝、車中でたまたま聴いていたFMヨコハマで耳にして気になり、あとで調べて知った曲。疾走感のあるメロディーとかっこいいピアノが心地良いが、歌詞はけっこうシリアス。だが何と言ってもVo.が印象的。久保田利伸や和田アキコ系(笑)だがハスキーっぽさがあり、表現力豊かで心を揺さぶる。http://www.nansho.com/ で他の曲も試聴できてどの曲も魅力的だが、Anomieだけ毛色が異なっている。想像だが、このバンドの真価はこっちの曲の方に表れているのではないか。
本当はiTunesで聞きたかったのだが、おれが好きなアーティストの大部分はiTunesにまだ参加してないレーベルの人であり、このバンドも例外でなかったため、しぶしぶSONYの排他的な有料音楽サービスにて購入。SonicStageつー排他的音楽ソフトがあるのだが、現在のところこの曲を聴くための専用アプリと化している。

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番&ムソルグスキー:展覧会の絵 2つ目は以前、これもたまたま見たTV東京の「だれでもピカソ」で見たピアニスト。女性初日本人初のチャイコフスキーコンクール優勝者。TVで弾いてた「キエフの大門」にびっくりして注目。あの小柄な身体のどこから?と驚嘆するような芯のあるめちゃくちゃ力強い音で、見たこともないキエフの大きな門、大きな大きな、雲間から差し込む一条の光を背に、雲を突き抜け天まで高々と聳え(そびえ)立つぐらい大きな門(いくらなんでもデカすぎ)、そんなイメージを喚起させてくれる。やっぱ本場ロシアで修行?しただけのことはある。
しかし「展覧会の絵」と言えば、古くはラヴェル、ELP、冨田勲も手掛けたムソルグスキーの名曲である。ラヴェルの超絶的なオーケストレーションによって、世間的にはオーケストラ版がデファクトスタンダード化している感がなくもないこの曲を、オリジナルのたった一本のピアノで果敢に立ち向かい、再び原曲の凄さを見せ付けたという意味で、彼女の功績は賞賛に値する(偉そうだなおい)。
おれもTVの演奏に触発されて「展覧会の絵」の楽譜を購入したが、難しすぎて絶賛断念中。これもiTunes Music Storeでは買えなかったのでレガシーなCDで購入。CDってトラックが螺旋状だということを考えただけでうんざりするよね?ね?

音楽はやっぱシリコンストレージのデバイスがいいね。おれの初代iPodもまだまだ現役だし、カラー動画のiPodも魅力的だが、現時点ではiPod Nanoが最強。録音もしたいから、そっちまで射程に入れると http://www.sony.jp/products/Consumer/linearpcm-rec/ とかが最高。