最後のブログ(仮)

90年代以降作り散らしたblog的なものの最後

むずかしい

今わかっている範囲で、祖父の過去の記録から考えると、それらをまとめて公にすることで良いことがあるようにはあまり思えなくなっている。ネットで発見した韓国語で書かれたある大学教授の記事を友人に頼んで翻訳したもらった。そこで、祖父の任務だったとはいえ、あまり声高に語れる内容ではなく、その記事でも「悪魔」と罵られていたことからも分かる。

こういうのを「不名誉」と呼ぶべきかは迷う。当時の重要な任務であったことは間違いなく、現在の価値観で判断すべきことではないだろう。歴史的出来事というには時間的に近すぎるし、血縁でもある。

あまり積極的になれなくなったことは事実だ。これをまとめて近親者に配っても、喜べる人はいるだろうか。それよりも「おじいちゃんは外交官だった」という物語を維持したままの方がいいのかもしれない。

ぼつぼつ調べることは進めたとしても、それを公開することはない気がする。