最後のブログ(仮)

90年代以降作り散らしたblog的なものの最後

どうすべきか迷う

そして次にどこに行くべきか迷っている。熟睡した結果気力体力は復活したが、だからといって撮影条件が好転するわけではない。相変わらず今週は天の川の撮影には不適であり、好転するのは天皇の退位と即位と改元のせいで特別長いゴールデンウイークに入ってからで、そこは当然ホテルも予約でいっぱいだし、そもそも旅行客も爆発的に多い。つまり、がんばって室堂に行ったところでゴールデンウイーク明けまでは望む結果が得られない、というわけだ。今回この時期に勢いで立山黒部アルペンルートに出発した一番の理由は雪の大谷が開通した直後だからで、月の動きや夜の天の川の高さは「あえて」考慮しなかった。それを考えることで自分の勢いが鈍るのが嫌だったからだ。だから計画よりも勢いを優先した。その勢いでなんとか辻褄を合わせる方がきっと自分には向いている。

しかし撮影の予定を立てる上では、その瞬間のその場所の天気はもとより、夜空を撮影するならば週単位→月単位→年単位の計画が必要だ。そしてそのタイミングひとつでなにがどう撮れるかがほぼ決まってしまう。あとは運任せ。考えれば当たり前のことだが、動かずにこれを考え始めてしまうときっとその時点で動きが止まってしまうし、動きながら学ぶことでしか自分は学べない。

ということで、今、朝霧高原の道の駅にいる。これを書きながら、今から行くべき場所は室堂ではないという結論は出た。ではどこか?富士周辺でドローンを使った360°撮影でおもしろい映像は撮れるか?富士山を360°撮影することの弱点はその周囲のどこから撮影しようが見るべきものは富士山一点に向けた視野120°ぐらいしかなく、残りの240°ぐらいの角度はただの風景でしかないことだ。

そうすると富士周辺は除外できる。いま思いついたのは上高地→涸沢のルートだ。しかし今調べてみると涸沢ヒュッテも小屋も営業はゴールデンウイークからだ。どいつもこいつもGWか。なぜキリの良さを求めるか。

ということでもうしばらく迷ってから再スタートする。