最後のブログ(仮)

90年代以降作り散らしたblog的なものの最後

さて8月が終わった。もっと撮影ができたはずだという思いに囚われている。そして9月になり星空指数をチェックする。たとえば今日なら鹿児島が100だ。なぜ鹿児島に行って撮影しないのか?と自問する。驚くことに理由はない。時間的にも経済的にも可能。思いつかなかったとか、単に日常生活の現状維持な感じだ。非常に弛緩している。実によくない。

ある地点に移動する。場所を探す。撮影する。どれも「点」とそれを動かす作業だ。そこには感情の昂り、高揚感がある。だがその後の編集作業や作品を作る作業は、拾った種を撒いて育てたり、加工して料理にする地道な作業だ。未知の場所に行って獲物を仕留めることに頭が一杯になっていて、それを料理として人に提供する部分に頭が向いていない。他者に提供できず、評価も得ずでは、事業を回すための呼び水にならない。

もっとワークフローと出口を意識してやらなければならないのは分かっているつもりだが、より強固に意識しよう。

1) 仲間を得る、2) 賞を獲る、という今年の目標のうち、1) が半分達成、2) は未達だ。あと少ししか時間がない。もっと結果を出すことに集中しよう。その結果とは、自分のiMacのディスプレイで見た撮影の結果のことではなく、他者からの評価だということ(これこそが一番苦手)を忘れないこと。

素朴すぎる自戒だが、重要なので。