最後のブログ(仮)

90年代以降作り散らしたblog的なものの最後

ドック入り

先月下旬に人間ドックを受診した。錦糸町のアジトから都バスでアクセスしやすい東大病院だ。東大だから当たり前なのかもしれないが、実に設備から人から運営から整った病院だ。一通り受診して内科の先生と話をし、いろいろあることを改めて知ったので、以前から考えていた一つの可能性について質問してみた。ここでは即答できないので、糖尿病・代謝内科の外来で聞くように言われ、同時に泌尿器科の外来の予約もされた。こちらはPSAが若干高いので前立腺の生検について検討するためだ。

後日、それぞれの外来を受診し、専門の医師と話をしたところ、条件に該当するということだったのでしばらく入院することになった。教育入院という名の、肥満症の自分が将来糖尿病になって人工透析や足を切断したりしないため、未病の段階で対処しようという試みだ。なってしまってからでは遅いのは、父の様子をずっと見てきて分かる。前立腺の肥大への流れについても、完全に父の症状をトレースしている。長生きをするためというよりも、後期高齢者には届かないであろう自分の生の質をできるだけ低下させないためのメンテナンスだ。

予定では数日前から入院するはずだったが、男性用ベッドが満床だとのことで数日遅れることになった。いとこがこの病院の割と上の方のポジションにいるようなので、電話でもすれば融通を利かせてくれるかもと思わなくもなかったが彼に迷惑をかけそうだし、そういう手段を選択する自分もいまいちしっくりこないのでやめた。そういうこととは別に、彼とは祖父について話をしてみたかったので、もし入院中に機会があれば連絡してみたい。便宜とか抜きで。

先ほど電話があって、13日の金曜日からということになった。ここ最近13という数字に縁がある。iPhoneもそうだし、マンションの駐車場の番号もそうだ。素数だし、皆がが嫌がって競合が少ないし良いことも多い。先日宿泊したホテルも13階だった。一体どういうことをするのかよく分からないまま入院する。Macbook Airと先日入手した割と強めなWindowsノートとMeta Quest 3を持ち込もうと思っているが大丈夫だろうか?UNITYやVSをインストールしておくべきか。あとは本も10冊ぐらい持ち込むつもりだが、どういう日々になるのかよく分からないのでどこまで可能なのか不明だ。

そういえば都内での生活は自宅のある横浜市北部の「郊外」の生活とはかなり様相が異なるし、暮らし方も異なる。交通手段の選択肢が多く、意外な場所へ意外に簡単に行くことができたりする。今回の病院の選択も、ネームバリューよりも都バス一本で行ける大きな病院という理由が大きかった。また、歩いてすぐの場所に大きな文化施設があったり、自転車でラクにいろんな場所に行ける。自宅周辺も嫌いではないが、足掛け三十数年住んでいて飽きたのも確かだ。住と行政が中心で商業や文化はおまけ程度。少し今後の生活について考えてみたい。

この入院をきっかけに15kgぐらい減量し、もうちょっと軽快に活動していきたい。